睡眠負債は太る原因になる?食欲が増える仕組みとは
2026/08/23
睡眠負債は太る原因になる?食欲が増える仕組みとは
「寝不足の翌日は、なぜか甘いものが食べたくなる」
「夕方になるとお菓子に手が伸びてしまう」
そんな経験はありませんか?
ダイエットというと食事と運動ばかりに注目しがちですが、実は睡眠も食欲と深く関係しています。
睡眠不足が何日も積み重なった状態は「睡眠負債」と呼ばれることがあります。
では、なぜ睡眠が足りないと食欲に影響するのでしょうか。
食欲に関係する「レプチン」と「グレリン」
食欲を考えるうえで知っておきたいのが、レプチンとグレリンです。
レプチンは主に脂肪細胞から分泌され、脳へエネルギーが十分にあることを伝えるなど、
食欲の調節に関わります。
一方のグレリンは主に胃から分泌され、空腹や食欲に関係するホルモンです。
睡眠時間を制限した実験では、レプチンの低下やグレリンの上昇とともに、空腹感や食欲が
強くなったという報告があります。
ただし、すべての研究で同じホルモン変化が確認されているわけではありません。
つまり、
「寝不足=必ずレプチンが下がってグレリンが上がる」
と単純に考えるのではなく、睡眠不足がさまざまな仕組みを通して食欲や食行動に影響する
と考える方が適切です。
★痩身に役立つ食欲増進ホルモン(グレリン)と抑制ホルモン(レプチン)の仕組みを徹底解説
詳しくはこちら→
■寝不足だと高カロリー食品を選びやすくなる?
睡眠不足の影響は「お腹が空く」だけではありません。
睡眠時間を短くした研究では、食べ物への反応や選択が変わり、エネルギー摂取量が増えることも
報告されています。
例えば寝不足の日に、
「今日は疲れたからチョコレートを食べよう」
「夕食後なのに何か食べたい」
となるのは、単純に意志が弱いからとは限らないのです。
40代・50代は睡眠もダイエットの一部
特に40代・50代女性は、更年期のほてりや寝汗、生活リズムの変化などによって睡眠が
乱れることがあります。
そんな状態で、
「間食を絶対に我慢しなきゃ」
と食事だけを厳しく制限すると、続けること自体が苦しくなってしまいます。
間食が増えたと感じたら、
「昨日は何時間眠れたかな?」
と振り返ってみることも大切です。
食事を減らす前に睡眠を見直してみよう
健康瘦身研究所では、40代・50代・60代女性の身体づくりを、食事制限だけで
考えていません。
食事、運動、筋肉、そして睡眠。
身体はすべてつながっています。
夕方になると甘いものが止まらない方も、まずは夜更かしを少し減らす、寝る直前まで
スマートフォンを見る習慣を見直すなど、できるところから始めてみましょう。
「食べないように頑張る」だけがダイエットではありません。
しっかり眠り、翌日を元気に過ごせる身体をつくることも、無理なく続けるダイエットの大切な
一歩なのです。


