骨盤後傾とは?猫背・座り姿勢との関係をわかりやすく解説
2026/09/28
骨盤後傾とは?猫背・座り姿勢との関係をわかりやすく解説
「座っていると、いつの間にか背中が丸くなっている」
「最近、お尻が平らに見える気がする」
40代・50代・60代になると、体重だけでは説明できない身体のシルエットの変化を感じることが
あります。
そんなときに知っておきたいのが、**骨盤の「後傾」**です。
◆骨盤後傾とはどんな状態?
骨盤後傾とは、横から見たときに骨盤が後ろへ傾いた状態をいいます。
骨盤は立っているときも座っているときも完全に固定されているわけではなく、身体の動きに合わせて
前後に動きます。
そのため、
「骨盤が後傾している=骨盤が歪んでいる」
という意味ではありません。
問題になりやすいのは、座り方などの影響で骨盤を後ろへ倒した姿勢が長時間続いてしまう場合です。
◆座り姿勢と骨盤後傾の関係
例えば、椅子に浅く座って背もたれに寄りかかってみてください。
骨盤が後ろへ倒れ、腰が丸くなりやすいと思います。
デスクワークやスマートフォンを見る時間が長くなると、このような姿勢を長時間続けてしまうことが
あります。
特に、
椅子に浅く座る
背もたれに身体を預ける
脚を前へ投げ出して座る
長時間ほとんど立たない
という習慣がある方は、一度普段の座り方を確認してみましょう。
◆骨盤が後傾すると猫背になる?
骨盤と背骨は別々に存在しているわけではありません。
骨盤が後ろへ傾くと腰椎の前弯が小さくなり、それに伴って背中が丸くなる姿勢につながることが
あります。
そのため横から見ると、
骨盤が後ろへ倒れる
↓
腰が丸くなる
↓
背中も丸くなる
↓
頭や肩が前へ出る
という姿勢になることがあります。
ただし、「猫背の原因はすべて骨盤後傾」ではありません。
胸椎の動きや筋力、身体の使い方など、さまざまな要素が関係します。
◆体形の「見え方」が変わることも
骨盤後傾が続く姿勢では、お尻のラインが下がって見えたり、背中が丸く見えたりすることがあります。
ここが40~60代女性に知っていただきたいポイントです。
「太ったから体型が変わった」
と思っていても、実際には脂肪だけでなく、筋肉や姿勢によって身体のシルエットが変わって見えている
こともあるのです。
だから、体重計だけで身体を判断しないことも大切です。
◆「骨盤を立てる」を意識してみよう
まずは椅子に座ったとき、自分の姿勢を横から確認してみましょう。
お尻を前へ滑らせて背もたれに寄りかかっていないか。
背中が丸くなっていないか。
そして長時間同じ姿勢を続けず、時々立って歩いたり、身体を動かしたりすることも大切です。
40代・50代・60代の身体づくりは、
脂肪を減らすことだけではありません。
筋肉を守る。
身体を動かす。
そして、自分の姿勢を知る。
鏡に映る体形が気になったら、体重だけでなく骨盤や背中の位置にも一度目を向けてみてください。

